吸音・遮音、防振、制振などの音の問題にご相談ください。

 (防音という言葉の中には吸音、遮音、防振、制振の4つの意味がございます。)

 
吸音とは
吸音とは音(空気音)が吸音材を通過した際に、吸音材の中で音エネルギーが摩擦による熱エネルギーに変換され音が減衰する事をいう。
吸音率とは
吸音材の吸音率とは吸音材に音を当てて、入射音から反射音を引いた数値の事をいう。例えばある特定の周波数で入射音を1とし、反射音が0.2であった場合、その素材の吸音率は0.8ということになる。
吸音材が使える環境
・オフィス(会議室内の反響音低減、
  テレビ会議のハウリングの防止など)
・病院、銀行(会話の反響音低減、音漏れの防止)
・教育現場(幼稚園・保育園内の室内騒音レベルの低減)
・オーディオルーム、シアタールーム(過度な反響音の低減)
・店舗、飲食店(会話の反響音低減)
・コンサートホール(音響設計)
遮音とは
遮音とは音を遮音材によって、外部に漏れなくする若しくは内側への侵入を防ぐことをいう。
透過損失とは
遮音材の透過損失とは入射音の大きさと透過音の大きさの差の数値の事をいう。ある特定の周波数帯で入射音を100㏈とし、透過音を60㏈であった場合、その遮音材の透過損失は40㏈ということになる。
遮音材が使える環境
・オフィス内の隣室への音漏れ防止
・ピアノ室の近隣への音漏れ防止
・スタジオ内の音漏れ防止
・近隣への音漏れ防止
・外部からの騒音侵入防止
防振とは①
防振とは物体などがぶつかった際の振動の伝わりを少なくし、固体音の伝わりを防ぐことをいう。また低音による振動も防ぐことができる。
防振材の使える環境
・マンションの階下への振動音の低減
・モーター音などの低音の低減
制振とは①
制振とは物体などがぶつかった際の振動を吸収し、それにより固体音の発生を防ぐことをいう。また物体の振動そのものを抑える。
制振材の使える環境
・洗濯機の振動音の低減
・金属音の低減



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